躾の大切さについて
子育てにおける躾の大切さは、表現する言葉もないほどです。やがて社会に出て行く子供に生きるためには欠かせぬ規範、その根幹を学ばせることです。
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その任務は両親、それも大半を母親が担うことになります。母となれば、誰しもそれを等閑にしようとはしません。
親の営みを受け取っても、子供はそれが何かを理解できません。それをなんとか分からせようとして、そこにストレスが発生するのです。
子供が社会に旅立てば行動の優先順位を考えて、時には自分を制御し立ち止まって判断しなければなりません。
それができるように、その前段階で親のしてやれる補助が「躾」なのです。感情にまかせて怒鳴ることではありません。大切なのはキチンと叱ることです。
私たち日本人は、大昔からこれをどのように受け入れてきたのでしょう。漢字が日本に、、、
伝えられたのは万葉の時代です。漢字を使うずっと前から「しつけ」という言葉はありました。
しかし「躾」は漢字にはない文字です。この字に音読みはありません。この時代の祖先達は、躾を礼儀と同じものとは思っていませんでした。作法でもなかったようです。
考えた末に「身」と「美」が表しているものを重ね合わせて作り出された「和字」なのでした。
白川静が残した「字訓」によれば身という字は、子供をお腹に宿した母親の側身を形取ったものです。子育ての意味を託したのでしょう。
美は、慈しむ・愛しい・と同義のものとして当てられたものでしょう。幼く小さなものを慈しむ感情を、他のものにも及ぼしていう。となっています
子育ては親だけではなく、地域が共有すべきものです。万葉の、まだそれよりも昔から、祖先達はそう考えて幼子を育んでいたのですね。
子育てを母一人に押しつけているのが最近の傾向です。手伝えることを見つけてお母さんのストレスを和らげてあげましょう。
公共の場でマナーのなさを・・・幼子の躾の不出来を嘆く前に、電車のアナウンスに耳傾けてみましょう。
「車両の前に設けてあります優先座席付近では、携帯電話の電源はお切りください。それ以外の場所ではマナーモードに設定・・・」
バイブレーションで緊急電話を受けた人が、急いで連結部分に移動して通話するのは、同情半分で苦笑が沸き上がりますね。
しかし壮年の、男女を問わず、優先座席に腰を下ろしての通話中を目にしたときはうんざりした気分になりませんか。
これらのマナー改善に、何か役に立てることはないでしょうか。婉曲な話ですが必ず良い結果を生み出すでしょう。
あわせて、女性専用車両の必要性を幼子に説明できますか。
この車両がいらないような社会を築きたいものですね。
地域社会の規模は昔に比べて大きくなりました。個々の存在は小さくなっていますが、母親の笑顔のためにできることはあるはずです。
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